革新的な FPGA シリコン プラットフォーム

革新的な FPGA シリコン プラットフォーム

従来の FPGA は、ロジック・エレメントと配線リソースは比率を固定して設計されていました。この比率は非常に重要で、配線リソースが少なすぎると、ロジック・エレメントを接続することができず、FPGA を効率よく活用できません。逆に配線リソースが多すぎると、シリコンの面積が無駄になり、チップ単価が上がってしまいます。エフィニックス (Efinix®) の Quantum® ファブリック は、ロジックリソースとしても配線リソースとしても使用可能なハイブリッドなロジック・エレメントを備えています。その結果、無駄なシリコンを削減でき、従来の FPGA アーキテクチャと比較して最大 4 倍の面積効率が得られます。エフィニックスの FPGA は、Quantum® ファブリックに加えて、ハード化された MIPI D-PHY や CSI-2 コントローラ、DDR コントローラなどのインターフェイスを搭載し、シリコンの効率性をさらに高めています。高性能な Titanium FPGA ファミリでは、高度な Quantum コンピューティング・ファブリックと、高速 I/O、PCI Express、Serdes などの高速インターフェイスを組み合わせています。

エフィニックスの FPGA は、民生製品からエッジ・コンピューティング製品、AI 画像処理から産業用オートメーションまで、幅広い分野のアプリケーションに広く採用されています。大量生産に対応可能なコスト構造であるため、市場投入までの時間を短縮し、カスタム ASIC 設計に伴う開発費やリソースリスクを回避することができます。また、デバイス自体が低消費電力であるため、監視カメラや産業用オートメーションなどの厳しい環境条件にも適しています。



Trion - Efinity - Quantum


  • エフィニックス FPGA は、使いやすい民生製品から多数の I/O を必要とする完全なシステムソリューションまで、幅広いアプリケーションをサポートします。
  • Efinity IDE は、RTL デザイン、論理合成、配置配線 (P&R)、タイミング解析、ビットストリーム生成において、すべてのエフィニックス FPGA をサポートしています。
  • リコンフィギュラブル・アクセラレーション・プラットフォーム (RAP) の取り組みは、超大量生産、高付加価値生産への道を開くものです。