Edge Vision SoC (EVSoC) は、Efinix® FPGA 上で次世代の画像処理、画像認識、ディスプレイシステムを構築するための、完全、かつすぐに導入可能な組み込みフレームワークです。 Sapphire RISC-V SoC をベースに、カメラによる画像取得、ISP 処理、メモリ管理、演算処理、およびリアルタイムのディスプレイ出力をシームレスに統合し、開発の複雑さを軽減するとともに、製品化までの期間を短縮します。

Edge Vision SoC フレームワーク

完全な画像処理フレームワーク

エッジ AI と組み込み画像処理は、インテリジェントシステムの新しい世代を支える技術です。自動車、産業オートメーション、リテール、ロボティクスなど、さまざまな分野でリアルタイムな意思決定を可能にします。Efinix の EVSoC フレームワークは、開発を加速するために、すぐに使用できるソフトウェア ドライバと、完全に検証済みのサンプルデザインを提供し、画像処理システム全体の構築をサポートします。

特長:

  • カメラサブシステム
  • センサーからの画像取得、、ISP機能(カラーゲイン、デモザイク、Sobel、膨張、収縮)を統合した完全なカメラパイプラインと、リアルタイムのフレーム処理を提供。

  • ディスプレイサブシステム
  • 柔軟なタイミング制御と効率的なフレーム処理により、リアルタイムの映像出力を実現。高品質で応答性の高いエッジビジョンアプリケーションをサポート。

  • メモリサブシステム
  • 高スループットのメモリバッファリングと効率的なフレームデータ転送により、リアルタイムのビジョン処理とスムーズなシステム動作を実現。

  • 柔軟な AXI4/APB3 システムインターコネクト
  • プロセッサ、メモリ、周辺機器、カスタム IP 間のモジュール接続を可能にし、拡張性の高いエッジ画像処理設計を実現。

  • Sapphire RISC-V 制御およびソフトウェアフレームワーク
  • センサーストリーミング、フレーム処理、画像補正、ISP チューニング、ディスプレイ動作をソフトウェアから制御。柔軟かつ効率的な画像処理システム管理を可能にする、堅牢なコマンド/レスポンスインターフェースを提供。

  • 対応ボード
  • T120F324 開発キット
  • T120F576 開発キット
  • Ti60F225 開発キット
  • Ti180J484 開発キット

devkit

Edge Vision SoC フレームワークのブロック図

Edge Vision SoC Block Diagram

ユースケース (活用事例)

Efinix は、幅広いアプリケーションに対応する Edge Vision SoC フレームワークを提供しています。

Smart Cities

スマートシティ

交通監視

Smart Surveillance

スマート監視

人数計測

Robotics

ロボティクス

ピック&プレース

ADAS

自動車 (ADAS)

障害物検知


Industrial Automation

産業オートメーション

外観・欠陥検査

Retail

リテール

セルフレジ・キオスク

Healthcare

医療

画像診断

Algriculture

農業

作物モニタリング

Efinix Edge Vision SoC フレームワークの利点

Faster Time-to-market

市場投入までの時間を短縮

対応する Efinix 開発キットとすぐに使用できるソフトウェアにより、セットアップから機能するプロトタイプの完成までを数か月ではなく数日で実現できます。初期立ち上げの複雑さと開発期間を削減することで、EVSoC フレームワークはテストや検証を迅速化し、製品の市場投入を加速します。

モジュール化と拡張性

標準の AXI4/APB3 接続により、カスタム演算、制御、AI エンジンをシームレスに統合できます。これにより、変化するアプリケーション要件に合わせて、エッジビジョンシステムを容易にカスタマイズ、拡張、最適化できます。

Modular and Extensible
Complete Vision Solution

完全なビジョンソリューション

EVSoC フレームワークは、センサー入力、ISP 処理、メモリ管理、ディスプレイ出力までを網羅した、検証済みのエンドツーエンド画像処理ソリューションを提供します。システム統合を簡素化し、開発工数を削減するとともに、市場投入までの時間を短縮します。

AI 対応プラットフォーム

Efinix は TinyML プラットフォームを提供し、Sapphire SoC の RISC-V プロセッサスイート上で、カスタム TinyML アクセラレータを使用してAI推論を高速化します。EVSoC フレームワークをベースとしているため、ハードウェアアクセラレーションによる推論をスムーズに追加でき、開発者はシステム全体の再設計という複雑さを伴わずに TinyML 機能を追加することができます。

AI Ready
Comprehensive Support

包括的なエコシステムサポート

Efinixは、映像処理、AIによる物体検出、機械学習、マルチカメラ・フュージョンなど、用途に応じた設計例を提供しています。GitHubで利用可能な設計例、充実したドキュメント、幅広いEfinix IPを活用することで、開発者はイノベーションを加速し、システム統合を簡素化し、ビジョンアプリケーションをより迅速に市場投入できます。

AI 対応プラットフォーム

Edge Vision SoC (EVSoC) フレームワークは、TinyML プラットフォームを支える基盤アーキテクチャとして機能します。

Efinix TinyML プラットフォームと組み合わせることで、EVSoC はリアルタイムのビジョン処理とAI処理を統合したプラットフォームへと進化し、以下を実現します:

  • 軽量な物体検出
  • 画像分類
  • ジェスチャー・動作認識
  • センサーフュージョンと AI パイプライン
  • ハードウェアアクセラレーションによる AI 推論
  • 単一 FPGA 上でのリアルタイム・画像/AI 処理

基本的な ISP 処理から高度なAI処理まで、同一のアーキテクチャでシームレスに拡張でき、変化するアプリケーション要件に対応できます。


完全な組み込みシステム
ネットワーク、ストレージ、カスタム RTL を統合

画像処理は始まりにすぎません。多くの開発者は、画像処理だけでなく、Ethernet 接続、SD カードストレージ、カスタム前処理 IP などを組み合わせ、より高機能で柔軟なシステムを構築する必要があります。

EVSoC フレームワークを基盤とする組み込みシステムソリューションは、画像処理の枠を超え、トリプルスピードイーサネット MAC IP によるイーサネットストリーミング、SD ホストコントローラによる画像および動画のストレージ、カスタム RTL アクセラレータ、および AXI4/APB3 互換のあらゆる IP をシームレスに統合することで、アプリケーションに特化した組み込みシステムを構築するための柔軟性を提供します。


リソース

サポートセンター

Edge Vision SoC (Efinix Edition)

GitHubからダウンロード

Edge Vision SoC (Community Edition)

オープンソースコード

GitHubから、Edge Vision SoCフレームワークのオープンソースソースコード、サンプル設計、および関連資料をダウンロードできます。