Quantum® アクセラレータ

Quantum® アクセラレータ

FPGA は、アクセラレータを構築する際の最適なソリューションの 1 つです。FPGA ベースのプログラマブル SoC はコンフィギュラブル性が非常に高く、ターゲットとするアプリケーションに合わせてカスタム最適化が可能です。しかし、FPGA 上に完全なシステムを構築するのは、設計の複雑さと開発コストが大きく、大変な作業になります。

我々、エフィニックス (Efinix) のミッションは、設計者にとって自然で直感的な方法で、システム・アーキテクトのハードウェア要件を満たす構成で FPGA アクセラレーションにアクセスできるようにすることです。 当社の Quantum® アクセラレータは、定義済みの構造化された「コンテナ」であり、お客様のアクセラレーション構築を合理化します。これは、ハードウェア・アクセラレータを素早く簡単に組み込むことができるソケットです。ソフトウェア エンジニアは、コード内の複雑な処理、つまりアクセラレーション対象としたい領域を引き抜くことができます。そして、ハードウェア エンジニアはアクセラレータを開発し、それを定義済みの構築された Quantum® アクセラレータに展開することができます。その結果、標準的なハードウェア・アクセラレータを標準的に呼び出すことができます。

RISC-V SoC アクセラレータ フレームワーク

エフィニックス (Efinix) は、RISC-V ベースのオープンな環境を準備し、アクセラレータ機能をゼロから開発することなく実現できるようにしました。このアクセラレータ・ソケットには、アクセラレータ機能、RISC-V プロセッサ、DMA コントローラ、およびその他の処理ブロックを活用するための入出力が用意されています。このオープンなフレームワークにお客様のアクセラレータ機能を展開することができ、また、定義済みのデバイスレベルでの入出力、およびシステム相互接続が含まれています。このフレームワークは、設計工数を最小限に抑えることができます。また、スケーラブルなので、迅速かつ容易に再利用することが可能です。

RISC-V SoC アクセラレータ フレームワーク

RISC-V SoC アクセラレータ フレームワーク

特徴

  • 自然で直感的なデザイン
  • 定義済みのハードウェア・アクセラレータ・ソケット
  • スケーラブル、再利用可能
  • 柔軟なシステムアーキテクチャのためのモジュール式ビルディングブロック
  • 特殊なユースケーズにも簡単に移植可能

フレームワーク


当社の RISC-V SoC アクセラレータ・フレームワークは、エッジ・ビジョン、AIoT、その他のアプリケーションのためのドメイン固有のアクセラレータ・フレームワークで構成されています。このフレームワークのメリットは以下の通りです:

  • すぐに導入可能なドメイン固有の I/O 周辺機器とインターフェイス (ソフトウェア・ドライバ、ハードウェア・コントローラ、プリ/ポストプロセッシングブロックを含む)
  • センサ、メモリ、機能ブロック間のデータ転送の DMA (ダイレクトメモリアクセス)処理フロー
  • 柔軟なハードウェア/ソフトウェアの共同設計をサポートする、ドメイン固有の組み込みソフトウェア機能とハードウェア・アクセラレータ モジュール
  • 柔軟性の高い設計のためのモジュール式ビルディングブロック (ユースケースに応じて、新しい機能ブロックの入れ替えや不要なブロックのバイパスにより、より高性能なシステムを実現することが可能)
  • RISC-V プロセッサにより、FPGA ハードウェア システム全体を制御し、一般的な処理を実行
  • 特定のユースケース向けのデザインを簡単に移植し、市場投入までの時間を短縮

定義済みアクセラレータ・ソケット

定義済みアクセラレータ・ソケット

エッジ・ビジョン SoC フレームワークでは、RISC-V SoC アクセラレータ・フレームワークで利用可能です。詳細はこちら